目的
新潟ニューフードバレーの形成及びバイオリサーチパーク構想の推進に向けて、中小食品製造業者の高機能・高付加価値
商品開発を支援することにより、競争力ある新たな食品関連商品を自足的に創出することが求められています。
高機能・高付加価値化に関する情報提供を行うことにより、新潟地域における中小企業の高機能・高付加価値食品開発を促進することを目的としています。
食品のヒト試験はなぜ必要なのか?
健康食品や機能性食品など、市場に出ている製品の中には、イメージや体験談などの一見有効性が有るように見える製品があります。一般に健康食品・機能性食品の宣伝に用いられている体験談は、都合のいい情報だけを開示したケースが多く、どれだけの割合のヒトに効果があったかさえ明らかにしていないこともあります。本来の有益な情報は、有益な事実として消費者が知る権利があり、けして少数のヒトの体験談ではなく、科学的に検証されたヒトの介入試験を行った結果が、現在は求められています。

食品機能性ヒト試験の流れと実施に必要な要件

N-BRP食品ヒト試験の特徴とメリット
試験は倫理審査委員会により試験の倫理性及び試験方法の妥当性等を審査し、「ヘルシンキ宣言」の精神に則った試験が実施されます。
また、参加する被験者は、健康意識の高いボランティアの協力によって、機能性食品のエビデンスを確保するヒト試験を実現しています。試験は、経験豊かな医師と食品に精通した科学者の連携したチームのもと、試験の計画から実施まで安全に行われます。
「試験計画」
・新潟薬科大学との包括連携によって、食品の専門家の協力が得られます。
・経験豊かな医師チームと食品科学者チームの連携によって、試験の計画を練ることが出来ます。
・食品素材の専門家や各研究機関・大学との連携協力も可能です。
「試験実施」
・新潟県最大規模の健診機関である新潟県労働衛生医学協会と協力し、場所を特定せず検査が実施可能。
(通常は新潟市バイオリサーチセンター内)
「結 果」
・弊社顧問の食品の専門家によって考察が得られます。
フローチャート
◆技術相談
弊社食品分野の専門家・大学の研究者による対応。
まずは、担当窓口の後藤までご連絡下さい。
◆素材の成分分析
提携機関や大学の研究者による対応。
◆動物による安全性・有効性の実施
提携機関や大学の研究者による対応。
◆食品ヒト試験
試験は、倫理審査委員会により、試験の倫理性及び
試験方法の妥当性等を審査し、「ヘルシンキ宣言」
の精神に則った試験が実施されます。
食品のヒト臨床試験実績
【トクホに申請・許可された試験:非公開】
3.過剰摂取安全性試験(3倍量摂取、15名、4週間+前後観察各1週;2012)
2.過剰摂取安全性試験(3倍量摂取、12名、4週間+前後観察各1週;2006)
1.過剰摂取安全性試験(3倍量摂取、13名、4週間+前後観察各1週;2006)
【学術雑誌に掲載・公開されている試験、一部】
8.越車試験
7.Acute and chronic flow-mediated dilation and blood pressure responses
to daily intake of boysenberry
juice: a preliminary study (Int J Food Sci Nutr,2013)
6.ラジウム温泉浴が健常成人の血管内皮機能、生理学的検査値および自覚的体感に及ぼす影響(新潟医学会雑誌,2012)
5.ナノミストサウナ使用による生体変化(新潟医学会雑誌, 2010)
4.The effects of γ-aminobutyric acid, vinegar, and dried bonito on blood
pressure in normotensive and mildly
or moderately hypertensive volunteers(J. Clin. Biochem. Nutr. , 2009)
3.Beneficial effect of food substitute containing l-arginine, ω-3 poly
unsaturated fatty acid, and ribonucleic
acid in preventing or improving metabolic syndrome : a study in 15 overweight
patients and a study of
fatty acid metabolism in animals( J. Clin. Biochem. Nutr. , 2009)